2026.03.28

【大徳校】受験英語の戦略について

講師の古島です。


私が担当していた生徒が石川高専に無事合格しました!

 

石川高専は、独自のマーク形式で、社会を除く4科目が試験内容となります。つまり、通常の私立・公立とは異なる戦略が求められます。

その生徒は理系科目は得意でしたが、文系科目、入塾時は特に英語が苦手といった状態でした。

 

●まずは定期テストから

そこで、理系科目は自分で仕上げてもらって、塾では英語に特化することにしました。

まず取り組んだのが、直近の定期テストに向けての対策と基本的な文法の復習です。

入塾当初はかなりノリで英語に取り組んでいたので、基礎の徹底により基盤をつくり、並行して直近の定期テストで結果を出すことで
「互いの信頼関係を構築すること」を目指しました。

英語の指導もしつつも他の教科をどのように自学すればよいかのフォローも入れ、定期テストで英語だけでなくすべての教科で10-20点上げることに成功しました。

 

●文法を仕上げ基礎力の底上げをする

その次に取り組んだのが、引き続き文法の基礎から一気に3年分の文法を仕上げることと、単語テストを徹底して知っている単語を増やすことで長文対策の準備に入りました。

文法の学習では、英語を文章でとらえるために、単語で回答すればよい問題も問題文の文章を抜き出しの形で書いてもらうことを徹底しました。

ひとつは、英語を「文章でとらえることに慣れ長文読解に生かす」ということ、もう一つは「単語力の向上のために書きながら覚えてもらう」
というところに狙いがあります。

 

●徹底した長文対策

高専の英語は、マーク式なので英文を書くことができる必要はありませんが、その分長文を素早く正確に読み解く力が求められます。

これは、高専受験以外の生徒にも徹底しているのですが、まずは「スラッシュリーディング」
という手法をつかって、英文を前から順番に処理できる力を付けます。

英文を自然な日本語として訳しながら読むと、日本語の文法の構造上、英文内で行ったり来たりする必要があり、とても時間がかかります。そこで、ルールに従い英文を意味のまとまりのある小さなかたまりで訳しながら読み進めるのがスラッシュリーディングとなります。

さらには「指示語の問題に対する考え方」や「文章中の接続詞からうまく文脈を推測しながら読み進める」
といったような各種テクニックも仕込みながら長文慣れを図っていきます。

長文対策に使ったのは、たった1冊だけです。どのようなテキストでもいいのですが、その1冊をきっちりやりきることが大切だと思います。

「この1冊をやり切った」
というのが、何よりの自信になります。解説は、繰り返し出てくるような項目こそ大切なので、飛ばすことなく繰り返し仕込み、後半の時間制限のある問題も必ずタイマーで時間を測り、点数までしっかり出してもらって現状の実力を視覚化して認識していきました。

 

 

●まとめ
その長文テキスト1冊が終わるころには、過去問も時間に余裕たっぷりで、十分に合格を狙える点数をとれるようになっていました。塾に通う前は、足を引っ張る科目だった英語が、受験時には稼ぎ頭になるレベルまで仕上げることができたのです。

正直、かなり突貫で半年ほどで集中的に仕上げた上、受けた学科の倍率が2.8倍となかなかに高かったので不安でしたが、きっちり合格を勝ち取ってくれました!

 

私自身も大学で工学系だったのでわかりますが、高専や大学レベルになると、卒業研究で自分の研究を進めるときに英語力がないと必ず後悔します。ほとんどのテーマにおいて先行研究は海外のものが多いからです。また、海外からの留学生が来たときは、コミュニケーションに難儀した記憶があります。

 

これから、専門科目中心に見たこともない内容を学んでいくわけですが、並行して英語もきっちりやってほしいです。この半年の取り組みが、今後の勉強の少しでも足がかりになってくれることを願うばかりです。

 

 

改めまして、本当におめでとう!これからの活躍を大いに期待しています!!

 

 

 

 

 

 

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