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小学校の頃の教科書

2021/10/20
こんにちは、マナベスト講師の寺田です!

みなさんは「海の命」という話を知っていますか?

僕が小学校六年生の時に国語の時間に習った話です。

ある生徒さんに聞くと「知ってる」と言っていたのでもしかしたら皆さんも知っているかもしれません。

少しそれについて話をしたいと思います。

主人公、太一のお父さんは村一番の漁師でした。

しかしある日お父さんは紐に絡まって溺死してしまいました。

そのとき紐のもう一方には巨大なクエがいましたが、引き上げることはできず紐を切ってしまいました。

しばらくすると太一は与吉じいさのもとに弟子入りしました。

与吉じいさの口癖は「千匹に一匹でいいんだ。千匹いるうち一匹つれば、ずっとこの海で生きていけるよ。」でした。

またしばらくすると与吉じいさも死んでしまい、太一は父が死んだ瀬のあたりに潜った。

そこでなんと父が死んだときにいたであろう巨大なクエを見かけた。太一はこのクエを取ろうと考えたがついには殺さなかった。

このとき太一は「おとう、ここにおられたのですか。また会いに来ますから。」と言いました。

僕は当時このクエがお父さんに見えたから殺さなかったんだと思いましたが、違いました。

このクエは海の命だったのです。

「千匹いるうち一匹つれば、ずっとこの海で生きていけるよ。」という与吉じいさの考えでいくとクエをとっても良かったのかもしれません。

しかし海の命となると重さがちがいます。


だから太一はこのクエを殺さなかったしこのことを生涯誰にも話さなかったのだと思います。


このように小学校で習う教科書には長年使われてきた理由がわかるような作品がたくさんあります。

中学校、高校となると難しい内容が増えて教科書を開くことさえ億劫になります。


一度小学校の教科書を押し入れから引っ張り出し、読んでみるのはどうでしょうか?