2026.04.17
【諸江校】脳科学から見る性差による学力の違いについて
諸江校専任講師の古島です。
小中学生の頃、男子に比べて女子の方が体も早く大きくなり大人びて見えたという経験、皆さんにもあるかと思います。
脳もまた、小学生~中学生にかけての成長で大きな性差があると言われているのは知っているでしょうか?
特に15歳ぐらいまでに発育する、前頭前野や小脳に関しては、男の子よりも女の子のほうが約2年も早く成熟すると言われています。
体感ですが、中学1年生を教えていると男の子にはまだ幼さを感じることが実際多いです。
また、中学1年の時は幼さを感じていたのに、3年になる頃には周りの同級生よりしっかりするようになるようなパターンも男の子に多いです。
科学的に脳の発達として理由があったと知ったときは、驚きでした。
小学校高学年~中学1年生ぐらいの男の子のお子さんが居て、我が子が周りの子より幼いと心配している親御さんは、必要以上に心配しないで大丈夫です。
まだ発育中であって数年でちゃんとしっかりしてくるというケースが多くあることを知っておいてください。
要はタイミングの問題だったりするわけです。
話は少し変わって、先日、米スタンフォード大学などの最新調査により、教育現場において「男女間の読解力格差」が明らかになった、という記事を目にしました。
この記事によると、男子児童の方が女子児童に比べて、有意に読解力が低いという統計結果が出たというのです。
近年、女子の理系離れを改善する目的で理系大学に女子枠が設けられるなど、女性への理系支援は行われてきましたが、男子の読解力に関しては日の目を浴びてきませんでした。
ただでさえ、TikTokやYouTubeなどの動画媒体の情報が増えた影響もあり、近年の若者の読解力の低下が叫ばれている時代でもあります。
改めて、文章を読み、意味をとらえて言語化するというプロセスについて、大人も一緒になって子どもと考えるべきタイミングなのではないのかと思うこの頃です。

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