2025.10.21
【泉野校】完成度を高める復習を
模試も第4回が終わり、統一テストに向けて動き出す時期になりました。
模試や実力テストなども続き、復習に追われているという人も多いのではないでしょうか。
今回はそんな「模試の復習」についてお話します。
◆ 復習の目的は“完成度を高める”こと
復習で最も大切なのは、「分かった気」で終わらせず、“完成度を高める”ことです。
どの教科にも言えることですが、ここでは英語に焦点を当ててみましょう。
皆さんは英語の復習をどのようにしていますか?
「分からない単語に線を引いて調べる」
「解答の根拠を、解説を読んで確認する」
「もう一度解き直してみる」
このあたりが一般的な復習方法かと思います。
しかし、これだけでは不十分なケースもあります。
英語の復習で特に意識してほしいのは、次の3点です。
①一文一文を正しく読めているか
②自分の訳と模範訳の違いは、意味の上で許容できる範囲か
③文全体の流れを正しくつかめていたか
単語の意味を知っているだけで「読めている気分」になってしまう――これは多くの人が陥りやすい落とし穴です。
英語には熟語や連語、文構造による意味の変化などがあり、単語知識だけでは読み解けない部分が多くあります。
◆ 読めるようになるための“意識”とは
「なんとなく読めない」「内容が頭に入ってこない」
そう感じる原因の多くは、文法や構文、語法の理解があいまいな状態で読んでいることにあります。
正確に読むためには、文法の要点を再確認したり、どこに注目して読むかを意識したりすることが欠かせません。
この視点をもって復習を行うことで、英語は“国語の読解”と同じように、文の流れを追い、先を予測しながら読む力がついていきます。
模試の復習を、単なる答え合わせで終わらせず、“完成度を高める復習”に変えていきましょう。
英語の読み方・考え方を一緒に確かめてみませんか?

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