2025.06.24
【大徳校】ちょっとしたことを徹底しただけで定期テストの点数が急上昇した話
大徳校専任講師の古島です。
今年4月から入塾して、数学を受講していた生徒の中間テスト結果が返ってきました。
なんと全教科通じて、唯一の90点台が数学という結果でした!おめでとう!!
その生徒のほぼすべての授業を受け持ったので、どのようにして数学の定期テストに臨んだのかを紹介したいと思います。
- 数学は思考のプロセスも解答としてノートにきっちりかく
入塾当初、数学に関しては、学校の授業に付いていけるだけのある程度の実力はありそうでしたが、途中計算や図などをほとんど書かず、隅っこにメモ程度にかいて問題に取り組んでいる状況でした。
そこで体験授業の段階から「今後は些細な計算でも途中計算をきっちりかいたうえで解答していこう!」と指導しました。
特に「グラフなどを図示して視覚化することで理解度が全然違う」ということを認識できるようになってからは、思考のプロセスを書き出す価値を理解して問題に取り組めるようになっていきました。
- どの段階で間違えたかを言語化する
丸つけでは、合っていた問題より「間違えた問題をいかに大事にできるか」が大切であることを伝え、はじめは生徒と一緒になって「どこまで理解できていてどの段階で間違えたか」を洗い出すようにしました。
慣れてきたら次の段階として、こちらからの指摘の前に、生徒自身にどこでどう間違えたかを言語化して説明してもらいます。
- 自己分析をさせる
意外にも自分自身を客観視して「どのような課題があるか」や「どのようなミスをしやすいか」といったとこが認識できていない生徒が多いです。
間違えた箇所の言語化を通じて、自分の課題を自己分析させ、テスト本番でどのようにすれば対応できるかを考えさせます。
そして、間違えた問題を授業の最後にもう一度解き直して、わからなかったり、ミスをしてしまったりした問題を出来る状態にして授業を終えます。
まとめ
これらを意識して演習に取り組んでもらっただけで、たった二ヵ月ほどで一気に成果を出すことができました。具体的な数学の内容は、テスト範囲の基礎問題をテキスト通りに進めただけで特別なことはしていません。
同じ問題を解いていても「どのようにして演習に取り組むか」を決めて、それを徹底するだけで、大きく成果は変わってきます!
一緒にマナベストで学びませんか?みなさんの入塾をお待ちしております!!
小学生・中学生・高校生対応の塾
【個別教室のマナベスト】石川県金沢市