2025.05.21

【諸江校】英語はイメージ

今回、中学校2年生で習う英語の文法について話したいと思います。

 

1学期中間テストの試験範囲で、willとbe going toの文法を踏まえた問題が試験で出題されます。

 

出題形式としては、穴埋め、並び替え、類似文章作成、英問英答、日本語訳、長文読解などです。

 

今回、この文法を取り上げたのは、誤った覚え方をしている中学生が多く見受けられたからです。

 

一つは、「~でしょう」だとwill、「~するつもりです」だとbe going toを使えばよいというふうに一つ覚えで、暗記してしまっていることです。

 

問題によっては、「~するつもりです」という日本語でwillを使うケースがあります。

 

たしかに定期テストでは多少なりとも通用するかもしれません。

 

しかし、その文法を実際にどのような場面で使うことが出来るのかをイメージできていないと、文法力は身につきませんし、短期記憶に陥ります。

 

具体的に説明すると、willは今とっさに決めたことや、するかしないか確定していない時に使う文法です。

 

次の場面を想像してください。

 

お母さん:いつまでもゲームして、宿題はしたの??

私:まだしてない

お母さん:ゲームばっかりしてないで、早く宿題しなさい!

私:今からやろうとしてたし

この二人のやりとりで、私が「今からやろうとしてた」と発言していますが、この時にwillを使います。be going toだと不適切です。

 

be going toは予め計画していたことや予定していることを話すときに使います。

 

このように身近な出来事やに日常から英語の文法を学ぶとよりイメージしやすく、覚えやすいです。

 

中学校のみなさんはぜひ、場面場面を想定して英語の学習に取り組むと、ただの暗記ではない長期的な学習記憶を持つことが出来るようになるので試してみてください。

 

 

 

 

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