2025.05.19
【駅西校】現在完了(経験用法)について
中学校3年生の1学期中間テストでは現在完了形の経験用法が出題される見込みです。
現在完了といえば、have+動詞の過去分子形が思い浮かぶことができるでしょうか。
この形を覚えることは大前提として、この文法をどのような場面で使うことが出来るかを話したいと思います。
過去形と現在完了形の違いを説明できる中学生はそうそういません。
今回の話で納得して、テストに臨んでもらえたら嬉しいです。
大きな違いの一つは、過去の出来事が「今」に反映されているかどうかと継続性です。
過去形を使うときは、過去に起こった出来事を時系列に沿って話したいときで、今話している話者との継続性がありません。
二つの具体例を挙げて説明します。
過去形の場合、「昨日、ラーメン屋に行った。そこのラーメンはとてもおいしかった。」
現在完了の場合、「そこのラーメン屋に行ったことがある。とてもおいしいラーメンを食べることができるのでまた行きたい」
上記のように、過去形の場合はラーメン屋に行った事実とラーメンの感想を述べただけだが、現在完了の場合は、過去にあった出来事のおかげで、現在の「また行きたい」という思考につながっています。
このように、現在完了形を使うことで過去の出来事を呼び起こし、今後の自分の願望や、聞き手に対して提案するときに使いやすいです。
中学生の皆さんも、身近な出来事でぜひイメージしてみてください。
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