2025.05.12

【泉野校】AIの時代に勉強は必要か?

泉野校教室長の笹倉です。

 

夏が近づいてくるのを感じさせるような天候が続いております。

 

先日のことですが、とある生徒からこんなことを聞かれました。

 

「先生、最近はAIが発展してきているから、こんな勉強しなくてよくない?」

「AIに答えを読み込ませたら、答え教えてくれるよ。」

昔から、「こんな勉強、何の意味があるの?やる意味あるの?」といった疑問は、教育の中では一定数出てきていました。

 

以前はこのような質問へは、「ことばとかを知っていなくては調べられないし、実は身の回りのもので使ったりするんだよ」といった具合に返答することができました。

 

しかしながら、AIの発達によって、私たちは自らが知らない言葉を機械に説明させることができる世になりました。

 

このように考えると、確かに昨今の大学生などが問題をAIに読み込ませて授業のまとめをしたり、プログラミングの素人がChat gptに指示を出すことで簡単なゲームを作ることをしているため、AIに全てやらせればよいという意見はいだくものとして間違ってはいません。

 

しかしながら、先日面白い本を読みまして、上記のことに対する一つの解答を得ることができました。

 

その本の中では、プログラミングの素人がChat gptに指示を出すことで簡単なゲームを作るというものでした。

 

著者は、最初はすぐに完成することができたので徐々に難易度をあげたが、30日を過ぎたあたりから上手に指示を出すことができずに苦しんだそうです。

 

結果的に、著者はプログラミングを勉強することで、より的確な指示をだして短い時間でおえられるようになったそうです。

 

つまり、私たちは周りがどんなに便利になっても、それを賢く上手に使うためには、ある程度は知識などがなければならないということです。

 

私たちがいま勉強していることが、今すぐ実生活に役に立つわけではありません。

 

しかしながら、必要な時にその学びたいことをのせてあげる土台作りをする必要があるのでしょう。

 

ですので、中高生の皆さん、今学んでいることを真剣に全力で取り組んでください。

 

 

 

 

 

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